気になる 9月公開の新作映画はこれ
こんにちは、空飛ぶ人です。
昼間の暑さは尋常じゃありませんが、朝や夕方は秋の気配がしてきましたね。
9月も中盤にさしかかっていますが、今から公開される新作映画で気になる作品をまとめました。9月はみんな大好きノーラン 監督の『TENET テネット』はじめ、かなり気になる作品が多く、いつ何を見に行こうかしらとカレンダーと相談中です。
公開日順でご紹介。
『チィファの手紙』
9月11日公開
監督：岩井俊二
▽予告編
岩井俊二監督作品『チィファの手紙』予告【2020年9月11日公開】
1月に公開された同監督『ラストレター』に先行して製作、2018年に中国で公開された本作はラストレターと同じ脚本をもとに作られています。
中学生の頃から岩井俊二のファンですが、『ラストレター』は正直にいうと期待はずれでした。お松こと松たか子を始め、森七菜や広瀬すず 女優陣の演技は素晴らしく、序盤のストーリー展開も面白かったのですが、肝心の手紙のやり取りは無理があり、後半に何も起きず、ただただおじさんが感傷に浸っていくという・・・。期待が大きかった分拍子抜けしてしまいました。福山雅治や神木隆之介というキャストも、本人のイメージが強すぎて感情移入しずらかった。
今回は中国を舞台としており、役者も中国人なので、キャストへの先入観なく見られるかなと、その点で期待しています。予告を見る限り中国のロケーションもファンタジーっぽくて良さそうです。今回は音楽も岩井さんということでその点も期待です。監督の作る音楽好きなんですよね。（『ラストレター』は小林武史の音楽が感動の押し売りみたいでイマイチでした。）
『窮鼠はチーズの夢を見る』
9月11日公開
監督：行定勲
▽予告編
9月11日（金）公開／映画『窮鼠はチーズの夢を見る』90秒予告
同名のボーイズラブコミックが原作の映画化です。
最近BL原作の実写やアニメ映画化って多くなってきましたよね。BLって敵も多いですが、作品によっては単純に面白かったり、普通の漫画よりストーリー的にも良いものあったりするので「BLでしょ！？」で敬遠するのはもったいないのではと思ってます。
行定監督の新作『劇場』が素晴らしかったので、非常に楽しみにしていますが、予告を見る限り「同性を好きになること」が障壁になりすぎてないかと心配。過剰に騒ぎ出す人たちがいますからね・・・。
以前映画『怒り』で妻夫木くんと綾野剛がゲイカップルを演じた際、BL好きの女の友人が「メインのストーリーじゃなかったけど、メジャーの資本と出演者でBLをやるのはすごい事件だ」と騒いでいました。
やたらキラキラした新人のキャストで描かれるBLドラマ（映画）は以前からありましたが、ここまでメジャー配給、有名キャストのBLドラマは今まで無かったと思います。BLファンの購買力は「おっさんずラブ」で証明されているので、ヒットするのではないかなと思っています。が、配信になってからの方が話題になりそうですね。
『喜劇 愛妻物語』
9月11日公開
監督：足立紳
▽予告編
濱田岳に水川あさみの毒舌が止まらない…『喜劇 愛妻物語』予告
『百円の恋』の足立監督最新作ですね。
予告を見る限り水川あさみの魅力爆発って感じ。濱田岳、ふせえり、夏帆、光石研と実力派の中に、オアシズ大久保さんのアクセントが何とも”邦画”って感じですね。9月の大穴映画になるのではと思っていて、期待し過ぎず、楽しみにしています。
『TENET テネット』
9月18日公開
監督：クリストファー・ノーラン
▽予告編
クリストファー・ノーラン最新作『TENET テネット』30秒スポット映像
実写版『ムーラン』の配信公開、『キングスマン』の公開延期を受けて、映画ファンと映画館の期待を一身に受けている本作、映画館で何度予告を観たことか！
実はノーラン監督の作品って『インセプション』しか観たことがありません。予告編を見ると、インセプションとどうしても比較してしまい、「ちょっと地味では・・・」という不安感が漂いますが、あまり事前情報を入れずに、豪華な映画体験を楽しみに頭空っぽで観に行きたいです。損益分岐が５億ドルって・・・。
あまり洋画を見ないので、IMAXって未だ経験がありません、。その点でも楽しみです。
『ミッドナイトスワン』
9月25日公開
監督：内田英治
▽予告編
内田英治監督作品って見たことがないんですが、出身地が”ブラジル”というトリッキーな情報だけはなぜか知っています。
今劇場で上映されている予告を見ると「泣かせる気満々やでぇ！！」って感じですが、映画版『まく子』の草なぎくんの父親としての演技がとても良かった（逆にそのくらいしか良いとこもなかったのですが）ので、今回は「母」を演じるということで期待をしています。
『甘いお酒でうがい』
9月25日公開
監督：大九明子
▽予告編
シソンヌじろうが女性を演じるコントって、いわゆる「オカマ感」っていうのが全くなくて、そのビジュアルではなく、報われない女性の悲哀に思わず感情移入して笑ってしまうという何とも不思議な体験なんですよね。
今回はじろうがコントの中で長年演じてきた中年女性の日常を映画化ってことですが、「じろう本人が演じた方がいいんじゃ！？」と思いながら、豪華なキャスト陣に期待です。バカリズムの『架空OL日記』のテレビドラマシリーズがとても良くて評価もされましたね。お笑いの人って、常に新しい視点からの共感を探しているので、本作も面白いに違いない！！と期待しています。
最後に
続々と新作が公開されますね。上記の６作品は是非映画館で観たい！！9月は祝日もあるのでなんとか観られそう。
皆さんは何を観に行きますか？
