Perfume『Reframe 劇場版』公開（副音声あり）について思うこと

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＊引用：reframe-theater-experience-with-you.jp　映画公式WEBサイトより

普段、新作映画の感想をメインに書いていますが、ちょっと気になる情報が発表されたので、記事を書きます。

9月4日に劇場公開を控えるPerfumeライブ映像『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』。2019年にLINEキューブシアターで、公開されたLIVEの劇場版です。

LIVE『Reframe 』は、通常のPerfume LIVEとは異なり、これまでの楽曲や、ダンス、PV、ライブ演出等膨大なデータをもとにそれらを再構築して、長らくタッグを組むライゾマティクスのデジタル技術を用いて新しい演出でみせるという内容のもので、ライブの「ベスト盤」ともいえる公演です。

2020年はPerfume結成20年、メジャーデビュー15年の周年でした。（しかもオリンピックイヤー）当然、特別なライブも予定されていたものと思いますが、東京ドーム公演以降このコロナ騒ぎでフェス含む一切のライブが行われていません。

『Reframe 』の劇場公開は、周年に、「せめてものファンサービスに」と計画されたものだろうな。程度に思っておりました。（すでにWOWWOWでLIVEは放送もされています）

しかし本日、Perfume・ライゾマティクス（演出技術支援）による2種類の副音声上映が行われると発表され私は驚愕。通常洋画の「吹き替え版」はオリジナルとは違う時間に上映されますが、この『Reframe』の副音声は、スマホを使用する予定とのこと。

つまり同じ『Reframe』が上映されるシアターでオリジナル版の音声を聞く人、オリジナル＋副音声①を聞く人、オリジナル＋副音声②を聞く人がいるのです。

面白い！！

スマホと言えば、映画上映中は電源を切るの一択でしたが、スマホを使用することで新しい映画上映の可能性を生み出すとは・・・。

音楽映像に限らず、例えばアニメも制作陣や、声優の副音声が同時に聞けるとなると、普段は1回しか見ないけど2回、3回と劇場に観に行く人が出てくると思います。

映画上映の「敵」であったスマホが、これからの映画館を救うツールになるかもしれません。

Perfumeを再構築して、新しいPerfumeを見せてくれた『Reframe』が、今度は新しい音楽イベントと、新しい映画館の可能性を見せてくれるとは。Perfumeファン、映画ファ

ンとしては胸が熱くなる思いです。

『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』はただ単なる記念上映ではなく、音楽界・映画界にとって意義のある新しい挑戦である！と言い切っておこうと思います。

わたしは2回観に行きます。

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